外国人同士の喧嘩!祖国の家族に◯◯で連絡をとりました
今回は、実際に弊所の弁護士が担当した刑事事件の解決事例をご紹介します。
事案概要
外国人同士が路上で喧嘩をして、両者とも逮捕された事件です。
2人は、知らない人同士で、深夜2時ごろ路上で口論となり、殴り合いの喧嘩に発展して、周りにいた通行人の人に通報されて逮捕されました。
依頼者の方よりも、相手の方が怪我の程度は重く、流血もしていました。
弁護活動とその結果
逮捕の日の朝、弊所に連絡をいただき弁護活動を開始しました。
相手が逮捕されているらしいとの情報は依頼者から聞いたものの、どこに逮捕・留置されているか分からなかったので、捜査機関(警察)とコンタクトを取りました。
警察官から情報をもらい、相手も弁護士をつけたようだということが分かったので、直ちに相手の弁護士と連絡を取り始めました。
同時に、依頼者の祖国の家族とも連絡を取り始めました。
その際、家族の電話番号が分からなかったので、連絡ツールはFacebookを使用しました。
幸い、この案件では相手方弁護士とのコミュニケーションがうまく取れて、逮捕の翌日に条件がまとまり、相互に0円の支払いで示談が成立しました。
相手の方が怪我の程度が重かったにもかかわらず、相互に支払いなしで示談ができた理由は、喧嘩の発端が相手にあったことや、相手も仕事があって早く釈放されたいと望んでいたこと等の事情が影響していると思われます。
そして、逮捕の翌々日に勾留請求が却下され、逮捕から72時間以内に身柄が解放されました。
その後、不起訴処分で終結しました。
お困りの際は是非ご相談ください
刑事事件は、スピードが命です。家族や大切な方が逮捕されてしまったなど、お困りの方はなるべく早めにご相談ください。
より詳しい解説は下記の動画をご覧ください。